知床を一人旅するしかねぇな
この旅ブログについて
北海道民の会社員――
社会人になってから旅行にハマり、休日の一人旅とドライブが生き甲斐。一緒に行く人がいないことを
「社会人になったら友達との予定が合いづらい」
を言い訳にしてる。あぁ…一人旅するしかねえな
ボク「野生のシャチが見たい」
千葉県 鴨川シーワルド
シャチショーの迫力が凄く、朝から晩まで4回見たよ。凄い靴が濡れて、塩水のせいかゴミ箱行き。
愛知県 名古屋港水族館
日本一延床面積の大きな水族館の二階と三階を連結してる巨大なプールで泳ぐシャチはとても優雅。独り占めしたい。
シャチ好きとして是非とも野生のシャチを見たいのだ。北海道民は鹿やキツネは見たこと人が多いのだが、シャチは見たことがないでしょ。
見たら絶対友達と飲み会で盛り上がる。
そんな夢のようなシャチと巡り会える場所が北海道にあるのだ。
もう嫌、ふざけんなよ。行きたくない。
出発
やぁ、ただいまの時刻午前1:30
仕事を終わらせてすぐ寝たけどまだ眠い。
しかも雨が降ってる。
今回の一人旅
- 軽自動車で片道400km以上
- 1泊2日
- 運転するのはもちろん自分だけ
さぁ出発だ。
10時間後
知床に到着。
途中岩見沢と滝川で仮眠をとり、時刻は11:30。
ここからさらに1時間ほどかけて羅臼町に向かう。
モウツカレタ、ホントニカエリタイ。
オシンコシンの滝を見た。
この滝は「日本の滝100選」に選ばれており、水の流れが2つに分かれている。
国道沿いにある滝の駐車場から、徒歩数分で着くのでとても行きやすい。
羅臼に行く途中、鹿さんに遭遇。
最初見たときは「さすが知床!いきなし野生動物が見れるなんて来てよかった!!」
運転の疲れを強引に吹き飛ばそうとテンション高めの舞を心の中でフィーバーしてたが、運転の疲れはそうそう取れないよね。
今日明日で計5回も鹿に遭遇した。
羅臼町
長旅ご苦労様。現在時刻は12:30。
知床ネイチャークルーズの乗船手続き(予約制)をして、準備完了。
思ってたより小さい。これは絶対波で大きく揺れる。
結構寒いな。冬用ジャンバーを着用し、旅慣れを生かせると思ったが後日風邪を引くことに。
2時間のクルーズを楽しんで(空元気)シャチを見ることが出来なかったが、ナガスクジラを見ることができた。シャチ目的で来たためショック。
クルーズを終えて、羅臼に素泊まりプラン(7000円)のホテル近くの蕎麦屋さんで今日初の食事。
蟹の天ぷら入り天丼を食べた。
天丼くらいペロリと食べれるが、長時間の運転と船酔いでなんかしんどい。でも完食した。
〜これまでのおさらい〜
0:30 起床
1:30 出発
2:30 岩見沢で仮眠
5:00 滝川で仮眠
7:00 旭川
8:00 北のどこか
9:00 北のどっか
10:00 北の果て
11:00 北の外れ
11:30 知床
13:00 クルーズ
15:00 クルーズ終了
18:00 Zzz…
知床2日目 知床横断道路
昨日とは違いとてつもない快晴。
羅臼岳(奥の緑の山)が今まで一人旅で見た景色の中で一番緑色で綺麗だった。
なんだこの感想。
今いる知床から400km以上の道のりを9時間以上かけて札幌に戻らなければならない。
早朝から余計なことを考えなけばよかろうに。
途中野生のキツネに遭遇。
キツネは警戒心がとても強いため慎重に慎重に...
でも過度な追いかけはしないように。
また君たちか。
もう5回目だわ。わんさかわんさかと。
たくさん鹿に遭遇したけど、一度も雄鹿には会ってない。
角が無いだけなのかな?
ヒグマに遭遇。しかも子連れ。
知床横断道路から知床五湖に行く道を走ってると車が10台以上止まっていたので皆熊を見ていた。
遠くから離れて見てたけどめっちゃ怖い。
しかも子連れで危険度MAXの状態だ。
しかも写真左の車に乗って人が車から出てきて写真を撮るという危険行為をしていた。
危なすぎ。
知床から網走へ。
網走監獄
網走市にある観光施設。
当時の刑務所暮らしを知れるのはもちろん。北海道開拓のため、囚人たちが道路を極寒の中作業して作り上げた北海道開拓の歴史も知れる。
人形がめちゃくちゃリアル。
このクオリティの人形が監獄内に百体以上おる。
寄り道がてらで寄ったが、結局2時間ぐらい滞在したのでボリューム満タン。
北見山の水族館
北見市にある小さな水族館。
2012年に展示水槽をリニューアルオープンしてから大人気になった水族館。
北見国道沿いにあるので車で行く分にはアクセス良好👌
淡水魚をメインに飼育しており、色んなとこを見たけどイトウがこんなにもいる水族館はここだけだと思う。
もぐもぐタイムではニジマスを餌に食べる姿は意外と迫力がある。
滝壺の下から見た演出の水槽
館内はとても綺麗で水槽に使用してる水も北海道の天然水を使用してるので濾過装置はほとんど使用していないとのこと。
淡水魚をメインとしてる「アクアトト岐阜」
お魚の生態を手書きのPOP等面白おかしく説明してくれて、飼育員のプロフィールを載せてるアットホーム感は「竹島水族館」を思い出す。
北キツネ牧場
水族館のすぐ後ろにある地方のB級スポット感がもの凄い。ジャンルとしては動物園なのかな?
北キツネを放し飼いにしてるので間近だ見れることができるよ。
知床であまり撮れなかった分だけ、思う存分撮影しよう。
山の水族館はほとんどの北海道観光雑誌に載ってるが、北キツネ牧場は載っていないのだ。
まぁ、山の水族館に来たらすぐ分かるから載せる必要ないのかな。
キツネは警戒心強めでなかなか近づかないけど、持ってるカメラには興味津々。
なんだろう。落ち着くというか、安心する。
お土産がめっちや豊富で何故か日ハム時代のガッツ小笠原のポスターが貼ってあった。
(友達に書いてもらった)
ボク「1泊2日で知床行って来たで!」
友達A「無謀」
友達B「軽自動車で行くのが一番アホだと思った」
職場の人「それはもう、伝説だね」
母「少し呆れる」
父「…」
札幌から知床へ観光する人へ
- 最低でも2泊3日
- 1泊2日なら飛行機で
- 車で行くなら2人以上
- 軽自動車はマジで体バキバキ
知床を一人旅するしかねぇな。おしまい