アメリカを1人旅するしかねぇな part2 フロリダ・シーワルド
東京都民の会社員――社会人になってから旅行にハマり、休日の一人旅が生き甲斐。一緒に行く人がいないことを
「社会人になったら友達との予定が合いづらい」
を言い訳にしてる。あぁ…一人旅するしかねえな
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アメリカ1人旅2日目
ホテルの朝食バイキングをたらふく食べて(トースト6枚、りんご1個、コンフレーク2杯)早速今日の観光地フロリダ・シーワルドへ向かおう。
ただ、1つだけ問題が。
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(どうやって行けばいいんだ?)
待って最後まで聞いて。
僕が今いるオーランド(フロリダ)特にディズニーやユニバーサル等世界有数のテーマパークが密着してる地域は別名テーマパーク大国と呼ばれ、電車や地下鉄は無く車社会なのだ。
車社会は僕みたいな1人旅行者にとって致命的だ。公共交通手段がないからレンタカーでも借りて運転するしかない。運転したことない右車線走行、乗ったことない外車、そもそもATなのかMTなのか不安要素を上げればキリがない。
お気に入りのレイバンのサングラス(3万円)をかけていつもキメているオールバックを風になびかせながら広大なアメリカドライブを満喫するのはカッコいいが多数の不安要素には勝てない。
タクシーなら簡単だ。
タクシーに乗って目的地を伝えて降りるときにお金を払えばいいのだから。
だけど、料金が高い。事前に調べたところ泊まってるホテルからシーワルドまでタクシー料金1500円程だ。往復で3000円。ディズニーの距離も調べたら片道4000円程だ。お金がかかりすぎる。もう日本に帰りたい。
海外旅行ってお金がかかるなぁ、とほほ…と思っていたが、大丈夫。僕にはUBERがある。
UBER(個人タクシー)
日本ではあまり馴染みが無いが、UBERという個人タクシーというのが存在する。
個人タクシー=ぼったくり
というイメージがあったが、携帯のアプリでしか登録できずアプリ内の万全なセキュリティなので安心安全の二刀流。
〜使い方説明〜
- アプリに登録する(名前やクレジットカード)
- 登録したらアプリを開く
- 目的地を入力(シーワルド等)
- 乗車する場所を選ぶ(泊まってるホテルから乗りたい場合はホテルを選択)
- 料金が表示される
- 乗せてくれるドライバーの顔写真と車種ナンバーが記載され迎えに来てくれる。
- 注文する前にトイレに行って用をたす。
支払いが事前にクレジットカードで決済されるのでぼったくりの心配なんて無いし、料金はタクシーの半分以下。ヒェ〜便利すぎる。
1つ注意して欲しいのが、迎えに来る時間がめちゃくちゃ早い。
場所にもよるが、僕の場合ホテルからシーワルドに乗りたいのでホテル内でUBERを頼んだら
後2分で到着します。
早すぎるだろ。マジで便利すぎるだろ。先にトイレ行ってて良かったわ。
車種と車両ナンバーを確認して、笑顔で挨拶しよう。
僕「Hi! good morning…」
運転手のおっちやん
「YEAR!! GOODMONING!!!o(^▽^)o」
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ホテルからシーワルドまでの車内はハイテンションのおっちゃんとそのテンションについてくだけで精一杯の1人旅小僧の15分間のドライブだった。
o(^▽^)o「ニホンジン?トウキョウ?ニホンハイイトコロ!!シーワルドオオキイテーマパーク!!スバラシイトコロダヨ!!」
o(^▽^)o「タノシンデキテ!!」
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シーワルドへ到着。
水族館と遊園地が複合してるテーマパークだ。日本の水族館で例えると八景島シーパラダイスに似てるなと思ったけど、ジェットコースターやUSJのジュラシックパークみたいな絶叫マシーンが多くあったのでほぼ遊園地だこれ。
料金は約1万円、めちゃくちゃ高いな。
上の写真はイルカショーの最中。
イルカ撮れや一人ぼっちと思うかもしれません。すみません。
7〜8頭のイルカとそれ以上にいる飼育員10人と一緒にジャンプやフラフープで観客も盛り上げてくれる。普通だった。
球場並みのデカいモニターにショーのリプレイや水中の様子が映し出される名古屋港水族館やコンサートのような音と光がイルカを演出するアクアパーク品川のような魅了はしなかった。
水族館で飼育してるのが珍しく、初めて見た。
大きくて柔らかそうで可愛い。必死にムシャムシャと食べてるのは白菜だ。
ゴマフアザラシ(たぶん)
セイウチ、ペンギン等ほとんどの動物がアトラクションを乗らないと見れないのだ。
セイウチの場合
- アトラクション乗るために並ぶ
- アトラクション(ディズニーランドにあるホーンテッドマンションみたいに椅子に乗って移動する)に乗る
- 「セイウチを見るのにアトラクション乗る必要あるのかな?」
- アトラクションを降りて、薄暗い室内を10ほど歩いたらセイウチとご対面。薄暗く冷房もきいて肌寒かったので、気分はお化け屋敷。
ぶっちゃけめんどくさいシステムだ。お目当ての動物に会うのにひと手間かかる。マナティはそんなことなかったのに。
明らかに日本の水族館と見せ方が違う。アメリカ人は水族館に来てもアトラクションが無いとつまらないと思うのかな?
〜昼飯〜
水族館内にあるレストランで食事。
当然英語で何を食べたいのか伝えなければならない。だけど、大丈夫。メニューを見て伝えればいいのだ。最低限の英単語は分かるし何とかなる。
気温33℃、湿度ジメジメ、日差しガンガンのフロリダの暑さで館内を歩き回り空腹になりつつもアメリカの料理を食べれる嬉しさとちゃんと注文出来るのだろうかの不安。2つの思いでレストランへ突入した。
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メニューが読めない。
もう一度いう。メニューが読めない。
レストランみたく個々のテーブルにメニューが置いてると思ったが、入った場所はレストランではなくフードコートだ。
たくさんのテーブルが並び、注文する方法は皆さんお馴染みの丸亀製麺方式。
丸亀製麺なら余裕じゃん。
違う、余裕じゃない。
- メニューが表示されてるのが、マクドナルドのような高い位置で読めない。
- メニューの異様なフォントのせいで読めない。文字同士の幅が妙に狭い。
- サングラスかけてた。
- 外した。けどメニューは読めない。
とりあえず並んで近くで見ようと試みるがやっぱり読めない。前にいる人たちの注文してる姿を観察した。
どうやらトレイと皿を持って、料理を盛り付ける係の従業員に渡すようだ。
なんだ簡単じゃないか。
クイズの答えが分かった喜び気分で従業員に皿を渡した。
ちょっと待って。肉が2種類ある。
ここで戸惑うと後ろに並んでる人たちに迷惑がかかってしまう。おせーよジャパニーズと思われて日本人は食べるものに悩みすぎというイメージになってしまう。実際そうだけど。
一瞬の判断で肉を見極めよう。お、鳥のモモ肉があるじゃないか。楽勝じゃん。
チキンプリーズ
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「what?」
え?チキンじゃないの?ちょっと待って、ダック!あ、バード!バード!!バードプリーズ!!!
「ok」
サラダも頼んで約1600円
テーマパーク割高補正をかけても中々のボリュームだったので妥当なお値段かと。
チキンの下には米と黒豆のソースがかかっており、美味しかった。最初見たときカレーかと思ったがデミグラスでも無いしもちろんシチューでも無い。なんていう料理だろうか?
シャチショー
さすがアメリカ
スタジアムがデカすぎるぜ。けど名古屋港水族館も負けてないよ。
さてアメリカのシャチショーを見たわけだが、鴨川シーワールドの方が凄かったな。
鴨川はスタジアムのバックが海なので景色として絶景だ。
パフォーマンスも鴨川の方が楽しかった。シャチが水中から水面に押し出して飼育員を高く上げる姿は迫力があった。アメリカでは過去にシャチショーで飼育員死亡事故があるので仕方ないが。
広いスタジアムを使いこなせてない気がした。インパクトは広すぎるスタジアムだけ。
それだけ鴨川シーワールドは素晴らしい。
〜水族館の評価〜(完全な独断)
・フロリダシーワルド
魚飼育種類★★
魚飼育数 ★★
海獣数 ★★★
ショー ★★★
見せ方 ★
魚飼育種類 ★★★
魚飼育数 ★★★
海獣数 ★★★★★
ショー ★★★★★(シャチ以外にベルーガやアシカもある)
見せ方 ★★★★
魚飼育種類 ★★★★
魚飼育数 ★★★★
海獣数 ★★★★
ショー ★★★★
見せ方 ★★★★★(シャチの見せ方は断トツ)
旅はまだまだ続きます。